Japan Souvenir - 安来節のどじょうすくい
Colleague bought back a famous souvenir from San-in, Matsue city, Shimane Prefecture, Japan
安来節の歴史
安来節は江戸時代に「出雲節」などを基礎としていくつかの地元民謡を吸収しながら発達したもので、幕末期から明治初期にかけて渡部佐兵衛とその娘である渡部お糸が大成した。
安来節の家元は代々「渡部お糸」を襲名している。現在の家元は第四代目である。
なお、現在は浪曲(浪花節)の常打ちの寄席小屋として存在する東京浅草・木馬亭は、それ以前に安来節の常打ち小屋であった。
どじょうすくい
安来節とともに踊る伝統的な民俗舞踊として「どじょうすくい」があり、代表的な御座敷芸とされている。
どじょうすくいのひょっとこ顔で有名。男踊りのどじょう掬いは実は、この周辺の名産である安来鋼を作るたたら吹き製法の際に原料として使われる砂鉄採取の所作を踊りに取り込んだものとされる。一説には「どじょう」は「土壌」であると云う。 しかしながら、実は本当に踊りながら(振り付けのドジョウが逃げる動作も含めて)ドジョウがすくえてしまうということも発見されている(探偵!ナイトスクープの依頼より)。
「安来節」も「どじょうすくい」も宴会等で演じられる際は、手拭をかぶり笊を持ち割り箸を鼻の穴に差込み周囲の手拍子をもとにひょうきんさを前面に押し出し演じられるが、実際には根拠がないものである。
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